3年の法則

夏休み、いかがお過ごしでしょうか?

 

今月上旬に、一年振りでお友達の先生の発表会にアナウンスで参加させていただきました。

毎回学ばせていただくことが多いのですが、今回はピアノ講師としてとても考えさせられる機会となりました。

 

その会では、日頃コンクールに出場されている生徒さんたちも多く、年齢問わず大変レベルが高い演奏をされます。

独奏はもちろん素晴らしいのですが、小中学生の生徒さんたちの連弾や数人でのアンサンブルの演奏が上手くて楽しくて、演奏者も観客も一体になって盛り上がるライブならではの空気感に鳥肌が立ちました。

舞台袖のアナウンスの影マイクの席から見ただけなのですが、それはそれは衝撃的でした。

 

”上手”って”楽しい”に繋がるんだー!!

もちろん彼らの努力、先生の尽力を抜きにして成し得ないことなのですが。

 

とても羨ましくて、「自分もそこに参加していたかった!」という強い気持ちは、「自分の生徒さんにもそれを経験させてあげたい!」という気持ちに発展し、そしてそれは、自分の生徒さんたちに対して「もっとどうアプローチしていったらよいのだろう?」と改めて考えるきっかけとなりました。

 

教える側の働きかけ次第で、もっと使徒さんたちを引き上げてあげられる部分があるはずだと。

もちろん今までもベストを尽くしてきたつもりですが、自問自答の日々の中で、もっと工夫できるんじゃないか、改善していけるんじゃないかと思っていた部分に対して、今回はっきりと確信が持てた感じです。

 

でも、レッスンで急に先生が怖くなったりはしませんので。

生徒さん全員の演奏が「今までよりも充実してきたなぁ」と思えるように。

そのためには、まずは今度の発表会で一人ひとりが自分史上最高の演奏ができるように、毎回のレッスンを大切に行っていきたいと思います。

分からないくらいこっそりとハードルを上げながら^^

 

教室としては、3年後くらいに変われていたらと思います。

何事も始めてから結果が出るまで、少なくとも3年はかかると思っています。

自分が素早く反応できない質というのもあるのですが。

楽しみです♪