ワタシタチ・イワシタチ

先日は発表会お疲れ様でした。

ご近所の慣れ親しんだホールでの発表会は、皆さまのお陰でとっても温かく楽しい会となりました。

これこれ!こんなのがやりたかったんだ!と、私も教室の在り方を再確認できました。

 

生徒さんたちは、本番に向けどんどん変化を見せてくれ、その成長ぶりに驚かされました。

自分で決めた目標や、理想の自分に近付くための努力をすることは、楽しいばかりではなく、困難、緊張、焦りなど色々な障害を乗り越えなければならず、年齢に関係なく大変なことです。

「水族館のイワシの群れは、同じ水槽にサメがいる緊張感で、寿命が延びるんだって。」

と、昨年のリトミックの試験時、あまりのプレッシャーに押し潰されかけていた時に、クラスメートが教えてくれました。

だから私たちも、この緊張感が生きていく上で重要なんだとか。

皆さん、頑張った分、きっと生きる力も備わりましたね!!

 

今、本番の音源を聴き、お一人ずつにメッセージを書いている最中ですが、それぞれの物語を思い出し、愛おしい気持ちでいっぱいです。

直接会ってお話しできる来年のレッスンが今から楽しみです。

 

 

裏方のお手伝いも、上級生の皆さんが大活躍してくれました。

ここ数年はコロナの影響があり、リーダーシップを取ることや、自分から動くことなどに慣れていないのだなぁと感じることがありました。

けれど今年は、やりたいと名乗りを上げてくれたり、頼まれたことをきっちりこなしてくれたり、頼まなくてもその場の状況に合わせて自ら動いてくれたり、とても頼もしかったです。

コロナで失っていた空白をしっかり取り戻しているのですね。

 

今年も残すところあと1日。

皆さまどうぞよいお年をお迎えください。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。