寒い日が続いていますが、今年も生徒さんたちが元気に通ってくださり、日常に感謝の日々です。
年に一度、人間ドックの帰りに必ず寄る書店があります。
置かれている本が、書店員さんたちの思い入れの詰まったとっておき、という感じで、毎年とても楽しみにしています。
そこで手に取ったのが、50代のコワモテの男性が、幼少期からどうしても習いたかったピアノを習い、猛練習の末、発表会で演奏を披露するという実話です。
パラパラと見て、棚に戻そうかなと思った瞬間、「解説」のところに高校・大学の一つ上の、素敵な先輩のお名前が目に飛び込んできて、即購入しました。
出会いはそんな感じでしたが、この本、とってもよかったです。
まずは、主人公の頑張りや成長が素晴らしいく、応援したい気持ちになります。
また、ピアノに関しての様々な解説が、大変勉強になります。
でも、一番魅力を感じたのが、女性のピアノの先生で、実に爽快な方でした。
中でも、特に心に刺さった先生の言葉がこちら。
「練習しないと弾けないの。弾ける人は練習したの。難しい話じゃない。(中略)弾けない原因は一つしかない。単純に練習が足りない。」
これは、自分自身に関しては、思ってはいたけれど、いろんな理由をつけて、責任転嫁してきたなぁと反省。
そして、生徒さんに対しては、なかなかここまで言い切ることを避けてきた気がします。
それに、これをこのまま伝えるのは乱暴すぎます。
今の子供たちの置かれている状況を踏まえて、そのお子さんなりのボリューム感で、そのことを経験してもらえたらいいなと思います。
今年は、この言葉を胸に、練習したその先の景色を生徒さんたちに見せてあげられるように、頑張りたいと思いました。
よろしければ、この本、貸し出しやご紹介などできますので、気になられた方はご一報ください。
それでは、本年もどうぞよろしくお願いいたします。